追加リコールにより請求額が増える可能性がある。

タカタが08年ごろから生産を始めたゼオライト系と呼ぶ別の乾燥剤を使う製品では今のところ経年劣化は確認されておらず、追加リコールの対象には含まれてい ない。
追加リコールの対象製品が流通していたのは米国に限られ、国土交通省は日本でリコールの範囲が広がる可能性はないとしている。
今回のリコールに限れば、自動車メーカーには大きな追加負担は発生しない見込みだ。
米国とカナダで約63万台の小型車をリコールする日産は費用について適切に処理しているとする。
マツダは該当車種のOEM供給を受けているフォードにリコール費用を請求するとしている。
ただ、タカタはNHTSAから19年末までに乾燥剤入りのエアバッグの安全性を証明するよう求められている。
乾燥剤入りのエアバッグの累計生産台数は約1億個あり、なんらかの理由で不具合が発生する可能性は常にある。
火薬の専門家の間では経年劣化しない火薬はないとされ ており、すべての製品について安全性を立証するのは困難との見方もある。
NHTSAは安全性を証明できなければ追加リコールも辞さない構えで、対象台数は従来の約1億個から倍増する可能性がある。
ナカニシ自動車産業リサーチは乾燥剤のないエアバッグの交換費用の総額は約1兆6千億円に上ると試算している。
今後、仮に乾燥剤を含むエアバッグ全てがリコール対象となった場合、1兆5千億円近い交換費用が新たに発生すると予測する。
自動車各社はこれまで肩代わりしてきたリコール費用などを民事再生手続きを通じてタカタに請求する見込み。
追加リコールにより請求額が増える可能性がある。
ただタカタの弁済能力は限られるため、債権者への弁済率は現状でも数%とされる。
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